スチームパンクってカッコいいよね

最近、早川の『Running Pictures』を読んでいて映画評論を読む人になった。

まあ、伊藤計劃なんで僕にとっては読むしかない読み物なのですが。

映画はあまり知らないけどいつも通り僕は映画についても浅はかな知識をもとに偉ぶる。

今回の内容もそれに近いけど、それは後で話に戻ろう。

2冊セットみたいなもので1冊目は『Running Pictures』2冊目が『Cinematrix』。

両方とも彼のブログ内の映画評論をまとめた内容で、1冊目は98~00年の作品ずらり。

 

アルマゲドン』は去年授業中に丸々見せられるまでは、聞いたことあるから「有名なんだろう」ぐらいの作品。で、見せられてからは「うん、みたよ」って感じ。

少なくとも有名だってイメージはあるから伊藤計劃がコテンパンに酷評してるのが本当に面白い。

「この映画のストーリーは酷い。けどまあ、アルマゲドンの方が酷いから安心して。」ってこんなんが頻出する。

いや、酷い映画どんだけ紹介してるんだよ。っていうのもひとつ面白いところ。

でもWikipediaを見ると、興行的にはうまくいったけどゴールデンラズベリー賞(最低の映画を表彰する賞)貰うような映画って書いてあるから、別に彼の評価は間違っていないらしい。

そうなると困るのが、僕らにこの映画を見せてきて軽く感想を書かせて鼻高々にしていた学年主任を僕はどう見ればいいのかっていうところだけれど……。

 

まあそれ以外にも伊藤計劃の考え方とか実は作品の内容はこの頃から持ってたんじゃないかって考えるようなこと言ってたりとか伊藤計劃好きには面白いところは色々とあると思う。

 

そういえば、『少女終末旅行』のアンソロジーを「これを読んでしまったら(つくみずさんが書いた話じゃないけど)最後の物語が終わってしまう」ってずっと読まずにいるんだけれど、『伊藤計劃』についてもトリビュートが同じ扱いになるのではと危惧している。若くはブログになるやもしれない。

 

 

 

で、ここからが今回のお話です。

(デデンッ!

「ファンタジーは子供向けか否か」(イェーイ、ドンドンパフパフ

いや、初っ端から感じてたけど久しぶりで文体忘れてるよね。テンション忘れてるよね。

 

宮崎駿は言いました。

「大人なんてどうでもいい、子供が観て、大人はおまけで付いてきて観ればいい。」

まあ、全く言っていたことそのまま というわけではありませんが。

これはファンタジーに対する意見じゃなくて彼の作品に対する、彼の作品を観る客に対する意見だけど、他人が彼に求めるのって結局ファンタジーじゃないですか。

ポニョか何かのメイキングで、彼はカリオストロとか昔はカーアクションを魅せる技術が凄かったのに、ポニョのカーアクションを観た人間から落ちたと評価されたって(ナレーションが)言ってるんですよ。

おい待て、ここからどう広げるか忘れちゃったよ……。

 

えっと、まあ、とりあえず、ファンタジーは子供向けだって評価してる人間は一定数いるだろうと思うんですよ。

でも、実際のところファンタジーって結構大人向けなんじゃないかって思った っていう話をしようって1週間ぐらい前に思ったのに時間が経ったせいでどういうプロセスでそう思ったのか忘れたから、今回の主題は伊藤計劃っていいよねって事で終わらせて、思い出したら伊藤計劃伊藤計劃言いながら改めて書こうかと。では。