面接で伊藤計劃なんて単語は出なかったよ
今日『青春ブタ野郎シリーズ』を買ったぞ。書店に8作目までしかなかったから9作目は買っていないが。
というわけで、僕は1作目を読んでいる途中でデートの約束を取り付け(られ)たところまで読んだ。半分に少し届かないぐらいのところ。
作者は『さくら荘のペットな彼女』シリーズの人だと......。
残念ながら作品自体は知っているけれど原作もアニメも触れていないからわからない。
初めてラノベコーナーにあるもの買ったんですけど超恥ずかしかった。
僕は別にラノベに低俗なイメージを持っているわけではないけれども、世間一般はそうではないわけで、そうなると私は世間一般の大衆から注がれる目線を気にしてしまうわけですよ。
9作目だけないからさ、それでそこにいる時間が延びる延びる。恥ずかしがってるから余計に長く感じてもう地獄でしたねあれは。
ハヤカワのコーナーでSF作品を前に興奮している自分もよく考えれば気持ち悪いけれど、一般文芸ですからね。世間の目はずっと優しく感じますよ。
『青春ブタ野郎』のアニメを観ていて思ったのが、桜島麻衣の声がどうもしっくりこない。
で、原作を読みながら自分の中での最適解を見出したんだけど、あれは水樹奈々が一番しっくりくる気がする。
ただ、僕にはどんな作品に出ていても水樹奈々の声は浮いて聞こえるからあまり好きじゃないんですけどね。きっと『iCarly』のせいだ。『満点☆青空レストラン』のせいだ。
最適解を見つけた一方で、原作を読んでいるときの僕の脳内再生を担当して下すったのは早見沙織氏。冷静になると桜島麻衣には合わんだろうと思ってしまうけれど、物理室で炙られたスルメみたいになぜか欲しくなってくる。
物理室で炙られるスルメは違うけれど、結構原作そのままというか、あんまり捨ててないんだなって思った。
『少女終末旅行』のときなんかは「あ、端折ってる」と思ったら順番変えてるだけとか、セリフは原作からそのまま変えてないとか、原作ありのアニメってそこが少し面白い。
まあ、原作から変えすぎると原作中が煩いんだろうね。
でもさ、士郎正宗はこう考えてる。「原作を忠実再現した作品は駄作にしかなりえない」ってさ。
まあ、僕は面白ければ「い~んじゃないの~?どーだってw」って感じだけれど。
自分の好きなものを味わっている裏で他人の好きなものに触れもしたよ。
伊藤計劃がオールタイム・ベストのうちの1本っだっていうから『ファイト・クラブ』を観た。
結論から言うと、僕はこの映画をもう何度でも観なければいけない。
浅はかな僕の感想を述べるのはそれが終わってからにしよう。
ところで、このブログを1からずっと読んでいて「ファンです」なんて言うようなイかれた人はいないだろうけれど、それでも何があるか、どんな人がいるかわからないから言っておくと、このブログを読んでいると「伊藤計劃伊藤計劃うるさい」と感じるかもしれない。けれど伊藤計劃に触れるともっとひどい。
それに、僕と彼との間には重大な差がある。
好きな相手が生きているか死んでいるかっていうのは大きいぞ。