SwitchBotでオートロックを遠隔解除
『君たちはどう生きるか』を観た。
2回観た。
かなり評価が割れてるみたいだけど、確実に言えるのはアニメーションが、作画が恐ろしく素晴らしいということ。
静と動のメリハリがはっきりとあり、序盤のシーンは圧巻。
鳥やらカエルやらの群衆を作画しまくるし、背景の草すら風でなびきまくる。
挑戦的なことをし続けていてあの人は恐ろしい。
ずっと宮崎駿の新作ファンタジーが観たかったし、タイトルから説教されるんだろうなと思っていたから、思っていたものが出てきて僕は大満足だった。
もう何回か観に行きたいな。
さて、今回はSwitchBotでのオートロックの解除をしてみた。
対象のインターホンは子機に「VG-2G」という型番が記載。
調べたら「VG-2GT-5G」というのがあった。たぶんこれ。
このインターホンは自動化にあたって面倒なことが以下のように2点ある。
・受話器を上げなければ解錠ボタンが作動しない
・受話器を子機本体に綺麗に置かなければインターホンの音が拡声されない
まず1点目「受話器を上げなければ解錠ボタンが作動しない」
これは割とソリューションが確立されていて、ボットを2台用意して
・受話器を引き上げる用
・解錠ボタン押す用
に分けて2つを連動するようにすればいい
人によっては上手いことやって1つで済ませているようだけど、今回は2台でやった。
おもちゃは多いに越したことはない。
いつか引越しとかで余ったらその分遊べる。
次に2点目「受話器を子機本体に綺麗に置かなければインターホンの音が拡声されない」
これが厄介だった。
実は1点目の問題を、元から受話器を外しておいて、ボットに子機本体側の受話器が置かれてるか判定するためのボタン(フックスイッチ)を常に押させて、必要な時だけボタンを上げるという手法で突破している人がいる。
ただこれ、外してる受話器の置き場所を考えなければいけない。
それに今回の機種はインターホンが鳴る仕組み的にインターホンが鳴ったことに気づきにくくなる。
インターホンの鳴る仕組みとしては、
インターホンが鳴るとまず、受話器のスピーカーからその音が流れる。
次に受話器が子機本体に"綺麗に"置かれていれば、子機本体に内蔵された?マイクとスピーカーで受話器の音を拾って拡声するというもの。
"綺麗に"というのが問題で、これがよく分からなかった。
子機本体のマイクがありそうな箇所に受話器を押し当てて、フックスイッチを手で押しても拡声されない。
押し加減とか押す場所とかいろいろ試してみたけど、安定して拡声できそうになかった。
というわけで、受話器は子機本体にかけた状態から持ち上げる機構にしなければいけない。
ついでに言えば、僕のこだわりとして解錠し終わったら自動的に子機本体のかけられた状態に戻せるようにしたい。
さて、このこだわりがまた面倒臭さを生んだ。
この受話器、子機本体の上部に微妙に引っ掛かりが作ってあるために真上には上げられない。
受話器下部が少し浮くように上げなければいけない。
ただこれは正直問題ない。
適当にボットから糸を垂らして受話器に付けて上げさせればそれで終わり。
問題は下げる時。
そのまま上に上げた場合、受話器は下部が浮く。
そしてそのまま戻すと、子機本体に固定するために受話器に付いた爪が引っかからないままプランプランの状態でフックスイッチは押されない状態になる。
子機本体にかけられた状態に戻せない。
ボットの単純な動きで「子機から引き上げる→子機にかけ直す」ということをするには、爪が引っ掛かるように受話器下部を子機に押し付けるようにしなければいけない。
でも受話器下部が少し浮くように上げなければ上げられない。
詰んだ。
受話器下部を押さえるような機構を作って、上げる時は押さえず、下げる時は抑える
という制御をすれば解決かな。
僕は手元にボットが2台しかないので、絶妙に上げられるし下げた時に引っかかる程度に受話器下部を抑えることで解決した。
ということで結果的にこうなった。
受話器のコードを絶妙な位置で押さえ付けて、上がりもするし下げた時に引っかかりもする。
もっとスマートにできたらいいんだけど。