『カノジョは嘘を愛しすぎてる』

映画版。期待してたのと違かった。★★☆☆☆。

 

ロマンスを見ていると僕は最高に興奮して、観終わると絶望の淵に突き落とされるのだと気付いたのでロマンスを求めて観た。

 

多分これは女性用の作品で、僕が観て満足するような作品ではなかった。

だって児ポとか強制わいせつとかスレスレの感じなんだもん。

僕は愛し合って求め合ってという展開を望んでいる。

なんならプラトニックで構わない。

 

でも結局男と女の求めているものってきっと同じなんだなってことは判った。

男は女に半ば無理やり振り回され、その先に愛が生まれることに憧れてる。

女は好きな男に強引にでも、縛られてでも愛されることに憧れてる。(僕の頭にある事がうまく文字にできない)

つまり、どっちも奥手で相手に引き込まれるのを待っているという事が言いたい。

 

タイトルから想像してた、「強気な女性が平然と嘘を吐きながら主人公を振り回して、嘘が故にゴタゴタしたけど最終的には丸く収まる」というストーリーじゃなくて、主人公?の方が嘘を吐いてそんな彼を愛してるヒロインってことで、想像を裏切ってきたというか、そんなタイトルをつけているというか、そんなところはとても良かった。

 

僕にとってのメインなロマンスを置いてサブばっかりな話で「別にこんなバンドなんてどうでもいいし、むしろバンドがぶっ壊れて愛に逃げてほしい。」とかカッコつけた三浦のカットなんて要らんしなんだお前の立ち位置はって感じの冷めた目で見続けていた。

 

恋愛を求めて観るには薄い。

愛の力で解決みたいなのも薄い。

それ以外の周りを構成する足場的な要素に期待しても薄い。

結局のところそれっぽく出来た薄味の何かだった。

うっすい汁に豆腐とわかめ入れただけの味噌汁みたい。

最低限食えないわけではないけど好き好んで食べるわけではない。

美味いか不味いかで言おうにもどちらとも取れない。でもやっぱり不味い寄り。

 

タイトルと、女性受けはするんじゃないかな(知らんけど)っていう事で星2。星1にすると今後の星1の格が良く見える可能性もあるのでこのくらいで。以上。